2012年７月15（日）　説教要旨

復活の希望

ヨハネによる福音書5：19～30

聖書は、現在的な復活と終末的な復活を説いています。

本日の聖書は前者を語っていて、
罪を悔い改め、新しい自分に生まれ変わるなら、
それは、死から命への復活であると教えています。

ロシヤの有名なトルストイは
「復活」という作品を書きました。

主人公の貴族が、ある日自分の醜い存在に
気がつき、悔い改めて新しい人生へ出発するという
感動的な作品です。

人間は神と出会うまでは
本当の自分を知ることができません。

神の愛が分かったとき、はじめて自分の
本来のあるべき姿を理解し、
他者とのかかわりにおいても、
神からの新しい光のもとでの生活が
始まるのです。