いよいよ明日、盲目のピアニスト
2013年12月14日
• • • you are precious • • •
私の目には、あなたは、高価で貴い
聖書 イザヤ43・4

人生で、一度だけだが、ダイヤの指輪を買ったことがある。
白い手袋で恭しく差し出されたダイヤは
瞬きしているかのような美しさだった。
もしも、ダイヤが新聞紙にくるまれ、爪の伸びた、
汚れた手で出されていたなら、
はたして、私は買っていただろうか。
ガラス玉と同じように扱われたダイヤに、
数十万の価値を見い出せただろうか・・
胡屋教会に、国吉正順さんというピアニストがいる。
彼が奏楽をする讃美歌は、言集を超えて美しい。
声がつまり、幾度も歌えなくなった。
私だけではなく、
歌いながら妻が涙を拭っているのを何度となく
見てきた。教会に響く歌声が、まるで、天からの声のように、聞こえてくるのだ。
彼は、生まれっき、目が見えず、片方の耳も聞こえない。
そして、人に心を閉ざし、
文字どうり三重苦だったという。
さらに、驚くことには、数百の讃美歌を全て暗譜する程の
頭脳を持っているにも関わらず、小学校のある時期まで、特殊学級にいたと聞く。
子供心にも、
「兄弟の中で、何故自分だけ違うのか・・・、そう、思ったそうだ。
周囲の子供たちが、外で遊び、テレビを楽しんでいる時に、
彼は、点字を学ばなければならなかったのだ・・。
「もっと聖書を読みたい・・。名前を羅列されると、意味を追えなくなります。
だれか、読み聞かせをしてくれる人がいてくれたら
・・・そう思うことがあります。」
タ拝を待つ問、ガランとした教会で二人きりになった時、
彼はそう打ち明けてくれた。
聖書を読むことさえ、我々の数倍の時間と努力が必要なのか・・。
長い系図に出会ったとき、どんなに読みづらかったかを思い返し、
彼の人生を、生きることの大変さを、思った。
そんな状況の中で、「人生は不公平だ。生まれてこない方がよかった。
そう思った事はありませんでしたか? そう聞こうとして、言葉をのんだ。
彼は、小学生になるまで、「自分は見えている」そう思っていたという。
兄弟とテレビを見ている時に、
兄に「正順、見えないからどいて。そう言われ、初めて自分の、
「みえると、他の人の、「見える」は違うことに気づいたという。
しかし、彼は本当に見えていないのだろうか・・・そう感じることがある。
聖歌隊の練習の時だ、った。「皆、笑顔が出てないよ・・・。
彼にそう言われ、空気が変わった。
練習している彼に近づくと、気配だけで「○○さんかな、おはよ~と、
握手を求める手を差し出してくる。
礼拝では、多くの人が、様々なお祈りをする。
かれの指摘は鋭い。その一つ一つの祈りの、心の奥底にある喜びや悲しみ、
僅かなくもりや、
葛藤までもが見えているのではないかとさえ感じる時がある。
失礼な言い方だが、彼の財産は、電子ピアノと、お気に入りのCDくらいのものかと思う。
マイカーや、家、世間に言う財産や金銭とは、全く無縁に生きている。
自由に旅行することもままならず、
人の肩に手を置いて歩く事の出来る範囲、限られた世界に生きている。
しかし、主の愛は、彼に、遥かに広く、遥かに深い、素晴らしい世界を与えられた。
美しい音楽の世界と賜物を与えられた。
私たちには聞くことの出来ない、
音を、人の心を、聴く耳を与えられた。
そして、人生で何より大切な、愛する心を与えられた。
自らチャリティーに参加し、ピアノ演奏する彼である。
ラブソナタのゴスペルでもサングラスをかけ、
最上段右端で歌っていたのが、その彼である。
もしかしたら、かれには、
私たちには見えない世界が見えているのではないのだろうか。
私たちよりも、
ずっとイエス様の近くで生きているのではないのだろうか
・・そう思えてならない。
国吉清順という命そのものが、証してくれる。
たとえ70億分の1の存在だとしても、
一人一人が神の創造物だということを。
私たちは、そんな彼を、主が与えてくれた、
胡屋教会の大切な宝物だと思っている。
胡屋教会では、男性会が発起人になり、
牧師以下全員で、広く彼を知ってもらう為、主の愛を伝える為、
彼のCD作成の為の献金を始めようとしている。
言葉や慰めを受け付けないほど悲しんでいる人に、
苦しんでいる人に、ピアノで綴られた花束を、
「ユウーアープレシャス」という
主のメッセージを届けたいと願ってこの献金を始めた。
それは、私たち、男性会の一人ひとりが、コーヒーを、外食を、映画を、
1回我慢する程の協力で実現出来ることなのだ。
どうか、あなた自身に、彼の、奏楽をきいてもらいたい。
私たち一人一人への主の愛を聞いてもらいたい。
そして、あなたの大切な隣人に、その愛を届けて頂きたい。
胡屋教会では、国吉氏の証と讃美を派遣演奏しております。
お気軽に問い合わせ下さい。
OBC男性会からは、全面協力の申し出を頂きました。
この場を借り、心から感謝致します。
問い合わせ、献金受付 胡屋バプテスト教会事務局
Tell:098・933-5080
私の目には、あなたは、高価で貴い
聖書 イザヤ43・4

人生で、一度だけだが、ダイヤの指輪を買ったことがある。
白い手袋で恭しく差し出されたダイヤは
瞬きしているかのような美しさだった。
もしも、ダイヤが新聞紙にくるまれ、爪の伸びた、
汚れた手で出されていたなら、
はたして、私は買っていただろうか。
ガラス玉と同じように扱われたダイヤに、
数十万の価値を見い出せただろうか・・
胡屋教会に、国吉正順さんというピアニストがいる。
彼が奏楽をする讃美歌は、言集を超えて美しい。
声がつまり、幾度も歌えなくなった。
私だけではなく、
歌いながら妻が涙を拭っているのを何度となく
見てきた。教会に響く歌声が、まるで、天からの声のように、聞こえてくるのだ。
彼は、生まれっき、目が見えず、片方の耳も聞こえない。
そして、人に心を閉ざし、
文字どうり三重苦だったという。
さらに、驚くことには、数百の讃美歌を全て暗譜する程の
頭脳を持っているにも関わらず、小学校のある時期まで、特殊学級にいたと聞く。
子供心にも、
「兄弟の中で、何故自分だけ違うのか・・・、そう、思ったそうだ。
周囲の子供たちが、外で遊び、テレビを楽しんでいる時に、
彼は、点字を学ばなければならなかったのだ・・。
「もっと聖書を読みたい・・。名前を羅列されると、意味を追えなくなります。
だれか、読み聞かせをしてくれる人がいてくれたら
・・・そう思うことがあります。」
タ拝を待つ問、ガランとした教会で二人きりになった時、
彼はそう打ち明けてくれた。
聖書を読むことさえ、我々の数倍の時間と努力が必要なのか・・。
長い系図に出会ったとき、どんなに読みづらかったかを思い返し、
彼の人生を、生きることの大変さを、思った。
そんな状況の中で、「人生は不公平だ。生まれてこない方がよかった。
そう思った事はありませんでしたか? そう聞こうとして、言葉をのんだ。
彼は、小学生になるまで、「自分は見えている」そう思っていたという。
兄弟とテレビを見ている時に、
兄に「正順、見えないからどいて。そう言われ、初めて自分の、
「みえると、他の人の、「見える」は違うことに気づいたという。
しかし、彼は本当に見えていないのだろうか・・・そう感じることがある。
聖歌隊の練習の時だ、った。「皆、笑顔が出てないよ・・・。
彼にそう言われ、空気が変わった。
練習している彼に近づくと、気配だけで「○○さんかな、おはよ~と、
握手を求める手を差し出してくる。
礼拝では、多くの人が、様々なお祈りをする。
かれの指摘は鋭い。その一つ一つの祈りの、心の奥底にある喜びや悲しみ、
僅かなくもりや、
葛藤までもが見えているのではないかとさえ感じる時がある。
失礼な言い方だが、彼の財産は、電子ピアノと、お気に入りのCDくらいのものかと思う。
マイカーや、家、世間に言う財産や金銭とは、全く無縁に生きている。
自由に旅行することもままならず、
人の肩に手を置いて歩く事の出来る範囲、限られた世界に生きている。
しかし、主の愛は、彼に、遥かに広く、遥かに深い、素晴らしい世界を与えられた。
美しい音楽の世界と賜物を与えられた。
私たちには聞くことの出来ない、
音を、人の心を、聴く耳を与えられた。
そして、人生で何より大切な、愛する心を与えられた。
自らチャリティーに参加し、ピアノ演奏する彼である。
ラブソナタのゴスペルでもサングラスをかけ、
最上段右端で歌っていたのが、その彼である。
もしかしたら、かれには、
私たちには見えない世界が見えているのではないのだろうか。
私たちよりも、
ずっとイエス様の近くで生きているのではないのだろうか
・・そう思えてならない。
国吉清順という命そのものが、証してくれる。
たとえ70億分の1の存在だとしても、
一人一人が神の創造物だということを。
私たちは、そんな彼を、主が与えてくれた、
胡屋教会の大切な宝物だと思っている。
胡屋教会では、男性会が発起人になり、
牧師以下全員で、広く彼を知ってもらう為、主の愛を伝える為、
彼のCD作成の為の献金を始めようとしている。
言葉や慰めを受け付けないほど悲しんでいる人に、
苦しんでいる人に、ピアノで綴られた花束を、
「ユウーアープレシャス」という
主のメッセージを届けたいと願ってこの献金を始めた。
それは、私たち、男性会の一人ひとりが、コーヒーを、外食を、映画を、
1回我慢する程の協力で実現出来ることなのだ。
どうか、あなた自身に、彼の、奏楽をきいてもらいたい。
私たち一人一人への主の愛を聞いてもらいたい。
そして、あなたの大切な隣人に、その愛を届けて頂きたい。
胡屋教会では、国吉氏の証と讃美を派遣演奏しております。
お気軽に問い合わせ下さい。
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問い合わせ、献金受付 胡屋バプテスト教会事務局
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Posted by nahanazaren at 15:25│Comments(0)
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